灰になっても美しい。
こんにちは。
植物とガラスで面白い実験をしたので、紹介しますね。
植物を2枚のガラスの間に挟んで窯で590℃くらいで焼くと、
灰になっても元の形がそのまま残ります。
これは桜を挟んで焼く前(左)、焼いた後(右)の写真です↓
この桜は厚みがあったので、ガラスが高熱でもピタッとくっつかず、
ガラスとガラスの間に空洞ができました。なので窯から取り出す時に
花びらの部分の灰が散らばってしまいました。
こちらは焼く前の植物の写真を撮り忘れましたので、
ご想像にお任せいたします。
綺麗に灰になっていますね。
こういう実験でも何でも、窯から取り出す瞬間が楽しくて楽しくて。
良い意味で予想が裏切られるから
さてさて、アメリカは11/26はサンクスギビングデーなので、
私も仕込みに入ります!
良い1日をお過ごし下さい!
光を見つけたとき。
私はアメリカに来て、すぐにオハイオ州立大学に入った。英語もままならず、
授業について行くのは大変だった。今思うと頑張ったなぁ
英語がうまく喋れなかったから、アメリカ人からはとても大人しい日本人に
思われていたのではないかな。当時は悔しくて、泣いた時もよくあった。
そんな時に出会ったのが、アートの吹きガラスのクラス。
マイナーな、誰も挑戦しなさそうなクラスをとりたかった。
蓋を開けたら、もう、楽しくて、楽しくて! いっつも吹きガラスの事を
考えてた!暇さえあれば、ガラス工房に行って吹いたり、アシスタントをして
技術を見て学んだり。自然とアメリカ人の友達も沢山できた。
パイプの先端に巻き取ったドロドロの液体ガラスに自分の”息”を吹き込む。
私が作る作品で、英語をしゃべらなくても、自分を表現する仕方を見つけた!
今思い返しても大学はもちろん大変だったけど、楽しかった思い出しかない。
自分を表現するって、なんて楽しいんだ!
今もその気持ちは変わりません。最近は作品を作る楽しさに、
ブログを書く事が加わったかな。言葉を紡ぐってまた違ったプロセスで
面白い。ブログを始めてみたら、と私をプッシュしてくれた妹に感謝
2016年に訪れたオハイオ州立大学のHopkins Hall。
大学全体が綺麗になっててびっくりした!
”今ここ”にいる事。
今日も散歩へ行ってきました。
散歩に行くと、リラックスできて、目に飛び込んでくる景色が綺麗で、
ありがとう、という言葉が出てくる。美しい地球にありがとう。
こんなに美しいところに自分を連れてきてくれて、自分にありがとう。
ありがとう。ありがとう。自分からエネルギーがブワーッと出てるのが分かる。
そしてそんな”今ここ”に集中してると、そんな自分を俯瞰してる自分が
いる感覚に陥る。とても不思議で心地良い感覚。寒さも感じない。
思考もなく、ただそこに居る。
ふと、風の音や鳥の泣き声に気付く。その気配を感じてみる。
自分が何か温かいものに包まれている感覚。精霊か何かの存在の光を
感じてるのかもしれない。
ありがとう。ありがとう。ここまで”今ここ”を味わえるようになった
自分にありがとう。
ガラスで作品作り。
こんにちは。
私はガラスを主に使って作品を作るアーティストです。
最近ハマっているのがパートドヴェールという技法。ガラスの粉末を型の中で溶融して
成型する技法です。これは色ガラスの粉末を型にのせたもの。
この後にまた別の色のガラスで被せて、窯で焼きます。
私はカタカムナが好きなので、7首を使って表現してみました。
これは我が家の壁に飾る用。
この工程で、一番キャッ!と嬉しく、感動する瞬間は、窯で焼いた後に
型を割ってガラスを取り出す瞬間。型を割るまで完成型が見れないんです。
なのでまるでドキドキしてプレゼントを開けるあの感覚。もうたまりません。
型からガラスを取り出した後はガラスを赤ちゃんのように大切に優しく、優しく、
優しく磨いてあげて完成。
長い工程ですが、できあがりはいつも満足感に包まれます。
出来上がったら写真をアップしますね!
それでは良い1日を!